サターン・最優秀コミック原作映画賞【全ノミネート＆受賞歴リスト】
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第95回(2023)アカデミー賞受賞 結果まとめ
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2022年に発表された第94回アカデミー賞を受賞した作品と受賞内容をまとめています。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
今回のアカデミー賞総なめにしたエブエブが予想通り作品賞をはじめ主要8部門中6部門を受賞、アカデミー史上初の快挙となりました。
平凡な主婦がマルチバースの世界でカンフーを繰り広げるというぶっ飛んだ設定ながら練りあげられた脚本、演出、設定などが評価され、『トップガン マーヴェリック』や『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』などビッグネームを抑え勝ち抜きました。
その他ノミネート作品
- トップガン マーヴェリック
- 西部戦線異状なし
- イニシェリン島の精霊
- フェイブルマンズ
- エルヴィス
- TAR/ター
- アバター：ウェイ・オブ・ウォーター
- ウーマン・トーキング 私たちの選択
- 逆転のトライアングル
ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート（『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』）
エブエブを手掛けた30代半ばと若い精鋭コンビが作品賞に続き監督賞を受賞。
ノミネートで肩を並べたS・スピルバーグはじめベテランとkラベルと、まだまだ経験は少ないもののSF家族劇を単なるカンフーアクションだけでなく多くの要素を取り入れて一本の作品にまとめ上げた手腕が高く評価されました。
その他ノミネート監督
- スティーブン・スピルバーグ（『フェイブルマンズ』）
- トッド・フィールド（『TAR/ター』）
- リューベン・オストルンド（『逆転のトライアングル』）
- マーティン・マクドナー（『イニシェリン島の精霊』）
ブレンダン・フレイザー（『ザ・ホエール』）
ブレンダン・フレイザーといえば『ハムナプトラ』はじめアクションの多い作品の印象が強いため、本作での方向性の異なる思い切った演技には驚きました。
一度はケガ、鬱病などで第一線を退くことを強いられた彼ですが、実力派俳優として存在感を叩きつけ見事な回帰となりました。映画では特殊メイクを施し、体重270kgの主人公を演じています。
その他ノミネート男優
- オースティン・バトラー（『エルヴィス』）
- コリン・ファレル（『イニシェリン島の精霊』）
- ポール・メスカル（『アフターサン』）
- ビル・ナイ（『生きる LIVING』）
ミシェル・ヨー（『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』）
アジア人として初の主演女優賞となったミシェル・ヨー。『ポリス・ストーリー』はじめ、香港映画で彼女を見てきた世代としてはここにきてまさかアカデミー主演女優賞をとるとは何とも感慨深いという人も少なくないはず。
その他ノミネート女優
- ケイト・ブランシェット（『TAR/ター』）
- ミシェル・ウィリアムズ（『フェイブルマンズ』）
- アナ・デ・アルマス（『ブロンド』）
- アンドレア・ライズボロー（『To Leslie』）
キー・ホイ・クァン（『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』）
ジョナサン・キーの名前で知られる、かつてグーニーズの子役がついに受賞。ベトナム語、広東語、北京語、英語等を話すマルチリンガルである彼は俳優としてだけでなく、制作側としても活躍。『X-MEN』や『拳神 KENSHIN』などで主に武術指導を行ってきた。
その他ノミネート男優
- ブレンダン・グリーソン（『イニシェリン島の精霊』）
- ブライアン・タイリー・ヘンリー（『その道の向こうに』）
- ジャド・ハーシュ（『フェイブルマンズ』）
- バリー・キオガン（『イニシェリン島の精霊』）
ジェイミー・リー・カーティス（『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』）
80年代スラッシャーホラー『ハロウィン』のヒロインとしても知られる彼女。両親共にアカデミーノミネート俳優であり自身もついに受賞となりました。
エブエブではアクションも自ら挑戦。64歳ながら挑戦を続ける女優魂が買われたというところでしょうか。
その他ノミネート女優
- アンジェラ・バセット（『ブラックパンサー：ワカンダ・フォーエバー』）
- ケリー・コンドン（『イニシェリン島の精霊』）
- ステファニー・シュー（『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』）
- ホン・チャウ（『ザ・ホエール』）
その他の受賞内容
脚本賞
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
…脚本家：ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート
脚色賞
『ウーマン・トーキング 私たちの選択』
…脚本家：サラ・ポーリー
国際映画賞
『西部戦線異状なし』（ドイツ）
長編アニメ賞
『ピノッキオ』
監督…ギレルモ・デル・トロ
ドキュメンタリー賞
『ナワリヌイ』
…その他ノミネート作品
- 『オール・ザット・ブリーズ』
- 『オール・ザ・ビューティー・アンド・ザ・ブラッドシェッド』
- 『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生をかけた夫婦』
- 『ア・ハウス・メイド・オブ・スプリンターズ』
視覚効果賞
『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』
その他ノミネート作品
- 『西部戦線異状なし』
- 『THE BATMAN』
- 『ブラックパンサー：ワカンダ・フォーエバー』
- 『トップガン マーヴェリック』
撮影賞
『西部戦線異状なし』
その他ノミネート作品
- 『バルド、偽りの記録と一握りの真実』
- 『エルヴィス』
- 『エンパイア・オブ・ライト』
- 『TAR/ター』
歌曲賞
『RRR』
…曲名：NAATU NAATU
作曲賞
『西部戦線異状なし』
衣装デザイン賞
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
その他ノミネート作品
- 『バビロン』
- 『エルヴィス』
- 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
- 『ミセス・ハリス、パリへ行く』
編集賞
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
美術賞
『西部戦線異状なし』
その他ノミネート作品
- 『バビロン』
- 『エルヴィス』
- 『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』
- 『フェイブルマンズ』
メイク＆ヘア賞
『ザ・ホエール』
その他ノミネート作品
- 『西部戦線異状なし』
- 『THE BATMAN』
- 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
- 『エルヴィス』
音響賞
『トップガン マーヴェリック』
短編実写映画賞
『アン・アイリッシュ・グッドバイ』
その他ノミネート作品
- 『イヴァル』
- 『無垢の瞳』
- 『真冬のトラム運転手』
- 『ザ・レッド・スーツケース』
短編アニメ賞
『ぼく モグラ キツネ 馬』
短編ドキュメンタリー賞
『エレファント・ウィスパラー：聖なる象との絆』
最後に
第95回（2023）のアカデミーは、エブエブが予想通り作品賞をはじめ主要8部門中6部門を受賞、アカデミー史上初の快挙となりました！
作品賞は、審査員がノミネート作品を1～10位にランク付けしたものを元に落選した票が生き残っている作品に積み上げられていくという方法で決定されています。そのため、作品賞には多くの人がより好む作品が受賞しやすい投票システムになっているそうです。
エブエブ、独特な世界観ながら多くの人が高評価だったというわけですね、ぶっ飛んでいながらも多くの好感を集める稀有な名作なんだと思います！（まだ見てないのだ！！）
まずは、今回の受賞＆ノミネート作品でまだ見てないのをじっくり味わっていきたいと思います(^^)/
何を観るか迷ったら、まずはアカデミーノミネート作品から攻めるのがオススメです！
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