自分の気持ちに正直になろう!「あと1センチの恋-Love, Rosie-(2014)」の感想とレビュー
一番近くて、一番遠い
\ひとことレビュー/
もどかしい恋愛にちょっとイライラ。すれ違いにすれ違いを重ねて余計に燃える恋心かな…
もっとはっきりしてくれよ!!
幼馴染みの二人、友達期間が長過ぎて本当に惹かれあってるのに言葉にできず、大人になるまで引きずるという、振り回される周りからすれば、もっとはっきりしてくれよ!!とイライラすること間違いない。
主演の二人がピュアでキュート、描き方がほんわかしてるから観れるものの、少し間違えばドロドロの重たい映画にもなっただろう。ただ、私が感じたのは、当初の予定と大幅に違う人生を歩むことになったロージーを、それでも受け入れてずっとそばで見守ってきたパパとママの存在。だからこそ、ロージーが子供のために一生懸命働き、自分ができる範囲で幸せになることを諦めなかった。家族のサポートがなければ、ロージーの運命はまた違ったものになってたのではないか、とふと思う。
アレックスについても、親友の存在に後ろ髪を引かれながらも自分の理想を追いかけてアメリカに旅立ち、手に入れた後、本当に大切なものとは何か、自問自答をすることに。
人は誰でも、後ろめたさや後悔を少なからず背負いながら生きている。誰かに迷惑をかけたり、かけられたり、大きな挫折や失敗にも遭う。そしてそんな神様の意地悪な試練によって堕ちていくことや、また前を向いて生きていくことは厳しいながらもそれぞれの覚悟一つ。
映画なので、最後はできすぎやろ!くらいのハッピーエンドではあったけど(パパの遺産どんだけあってん)笑
ーー追記レビュー
主役の女の子ロージーを演じたリリー・コリンズがめっちゃ可愛い!小動物的な可愛さ。「アバウト・タイム」のレイチェル・マクアダムスとか、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のダコタ・ジョンソンとか、小動物的に可愛いのに色っぽい女優さんもいつかまとめてみたいな♡
作品概要
ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳からの幼なじみで、ずっと一緒に青春を過ごしてきた友達以上、恋人未満の間柄。くだらない話も夢の話も恋の話も、なんでも2人は共有してきた。そして二人の夢は、この小さなイギリスの田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学すること。ところが、ある日ロージーがクラスで人気の男の子と一夜を共にし、妊娠してしまう。2人は再会を誓い、ロージーは地元に残り、アレックスをボストンの大学へと送り出す。お互いを想いながら言葉にできないままに・・・。初めて別々の人生を歩むことになる2人。記憶の掛け違い、誤解、恋のライバル、読まれることのなかったラブレター、運命のいたずらに翻弄され、12年間も2人は近づいては離れていくが・・・。
予告トレーラー
Infomation
原題:Love, Rosie
製作国:イギリス・アメリカ
製作年:2014年
監督:クリスチャン・ディター
脚本:ジュリエット・トウィディ
Cast
- リリー・コリンズ
- サム・クラフリン
- クリスチャン・クック
- ジェイミー・ウィンストン
- スキ・ウォーターハウス
- タムシン・エガートン
- ジェイミー・ビーミッシュ ほか