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現実は甘くない、が悪くない!「マダムのおかしな晩餐会 -MADAME-(2016)」の感想とレビュー

2022-04-22

マダムのおかしな晩餐会

現実は甘くない、が悪くない。

「マダムのおかしな晩餐会」この映画を見た感想

Rated 3 out of 5
2022-05-05

恋をすると女はキレイになる!実っても振られても、恋をするとキレイになるのが女の子なのです。いくつになっても女の子は今が初恋なのです!椎名林檎先生も言ってます!(「女の子はいつでも」の歌詞)

この恋は階級の違いを乗り越えれるのか?

なんとなくHuluで視聴!

上流階級の晩餐会の人数合わせのためマダムから末席に座らされたメイドのマリア。そんな身分のわからないミステリアスな女性に、一人の英国紳士デイビッドが恋をする。これまで経験したことのない甘い優雅なお誘いに夢見る気分のマリア。一方、華やかな世界に暮らすマダムのアンは、実はセックスレスで満たされない気持ちを抱えていた。恋をし浮かれるマリアの姿に焦りや嫉妬を感じる。

デイビッドとマリアの恋は熱を帯びていく。このままじゃいけないとアンはマリアに釘を刺す。
生きる世界が違う」と。マリアは返す。「あなたも愛を信じたほうがいい

さて、デイビッドはマリアの事実を知ってもこの恋を貫くことができるのか?そしてそれらの行方を俯瞰して眺める、もしくはそもそも混乱をきたす要因となった一人の若い男…この飄々とした存在感があるおかげで一気にシリアスなテーマがコメディ味を帯びてくる。

階級の違う者同士の恋というのはラブ・ストーリーを盛り上げるよき設定であり定番だ。その多くはハッピーエンドであり、愛は身分をも超えると夢を見させてくれる。

けれど現実はどうだろう。

階級の違いは触れてきた文化や経験の積み重ねをあからさまに感じざるを得ない。いざ結婚となれば、上流階級になればなるほど個人間の問題では済まない場合が多いのは当然。日常の中の細かい身のこなし、言葉遣い、教養、あらゆる格差が残酷に現れるのが現実というもの。それらを乗り越えるというのは、映画やドラマのように甘い物語では済まされない過酷なものがあるんじゃないかしら。

わたしはわたし、爽快な気分になれる!

さて、そんなシリアスなテーマを含みつつも、最後はスカッとした気分になれる(私ななれた!)本作。自分を改めて知り、いつでも再び歩き出すことができる点においては身分も何も関係ないのだ、ということだけははっきりしてる。

さて、上流階級のおうちがテーマということもあり、家具や調度品など目の保養になる美しい景色がたくさんなので要チェック!町並みの景色も美しいです。マダム・アン役のトニーコレット、初見は「へレディタリー/継承」だっただけに優雅で美しいコレットさんの姿が見れてよかった♪

Aoringo

へレディタリーのとき怖すぎるっ!(^_^;)

そして、メイド役のマリアを演じたロッシ・デ・パルマ、個性的な方でしたね!!初見です。決して美人ではないんやけど、恋する姿、凛とした姿はかっこよかったね。さくっと観られて考えさせられ、笑いもあり、最後はちょっと元気をくれる作品でした~

「マダムのおかしな晩餐会」の概要

あらすじ

エレガントなパリの都に越してきた、裕福なアメリカ人夫婦のアンとボブ。セレブな友人たちを招いてとびきり豪華なディナーを開こうとするが、手違いで出席者が不吉な13人に!大慌てでスペイン人メイドのマリアを“ミステリアスなレディ”に仕立て上げ、晩餐会の席に座らせる。ところが、緊張のあまりワインを飲みすぎたマリアはお下品な“ジョーク”を連発、逆にこれが大ウケしてダンディーな英国紳士から求愛されてしまう。今更正体を明かせないアンとマリアたちのから騒ぎの行方は・・・?

Infomation

原題:MADAME
製作国:フランス
製作年:2016年
監督:アマンダ・ステール
脚本:アマンダ・ステール、マシュー・ロビンス

Cast

  • トニ・コレット
  • ハーヴェイ・カイテル
  • ロッシ・デ・パルマ 他

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参考リンク

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