『マンダロリアン-The Mandalorian 』シーズン1(2019)感想&レビュー
その希望を守れるか――
こんにちは!Aoringo(@horror_apt)です。ディズニープラスに入会してから一気にスターウォーズのドラマシリーズを見ています。少しずつレビューしていきたいと思います(^^)/
スターウォーズ映画『エピソード6/ジェダイの帰還』のその後を描く「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ。評価も高い本作は無骨な賞金稼ぎの男マンダロリアン、そして小さな可愛い”ザ・チャイルド”との絆と冒険を描いています。チャイルドが可愛すぎて悶絶しながら見ました。そしてクールなマンダロリアンとのかけあいにほっこり(^^)/
ドラマシリーズ『マンダロリアン』とは?
ストーリーの背景について
スターウォーズ映画『エピソード6/ジェダイの帰還』のその後を描く「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズです。エピソード6の後といえば、映画ネタバレになってしまうので詳しくは伏せますが、ジェダイと呼ばれる人たちがほとんど存在しなくなった世界…そして、帝国は滅びたものの、まだまだその残党によって世界は無秩序に包まれ、混沌としています。
そんな中で、孤高の賞金稼ぎ“マンダロリアン”とフォースの力を秘めた孤児“ザ・チャイルド”の絆は、帝国の残党が暗躍する混沌とした時代の<希望>となるのか?
監督について
ドラマ「マンダロリアン」は、ジョン・ファヴローがストリーミングサービス「Disney+」のために制作しました。ジョン・ファヴローといえば、俳優であり監督・脚本家でもあるマルチな才能を発揮する映画人です。この後、同じくスターウォーズドラマ「ボバ・フェット」の制作・脚本・監督も務めています。
制作について
スター・ウォーズの生みの親であるジョージ・ルーカスは、2009年までにスター・ウォーズの実写テレビシリーズの開発に着手していましたが、このプロジェクトは制作費が高すぎると判断されました。その後、2012年10月にルーカスフィルムをディズニーに売却することになったのは皆さんの知るところ。その後、Disney+で『スター・ウォーズ』新シリーズの制作が開始され、ファヴローが2018年3月に契約したということです。
撮影について
撮影は、カリフォルニアのマンハッタンビーチスタジオで行われました。ビジュアルエフェクト会社のインダストリアル・ライト&マジックが、バーチャルセットと360度ビデオウォールを使って映像を作り出す「ステージクラフト」技術を開発しました。この技術は今では色々な映画やテレビ作品でも採用されています。
全エピソード解説
マンダロリアン
あらすじ
賞金稼ぎのマンダロリアンは、ブローカーのグリーフ・カルガからある仕事を斡旋される。クライアントの依頼は「獲物」を生きたまま届ければ莫大な報酬を与える、と言うものだった。「獲物」の実態は隠され、渡されたのは追跡装置と「獲物」が50歳という情報のみ。「獲物」を追う途中でアグノートという地元民と出会い、同じような賞金稼ぎが何人も来たが全員死んだと告げられる。
エピソード1はバトルシーン多めの激しい幕開けって感じでした。この段階ではマンダロリアンがどんな人物なのかもいまいちわからないけど、賞金稼ぎとしてはアウトローで何やら過去にわけあり…みたいなことまでは分かりました。
あの小さいヨーダみたいなやつが一体何者なのか、ドラマを見てやっと分かりましたっ。ヨーダの赤ちゃんの頃って思ってたけど全然違う存在なのね。それにしても可愛いなぁ…でも司令によると「50歳」なんだよね。ヨーダは400歳かるく超えてたからこの種の成長はかなりゆっくりなんだなあ。
生き物は強くなればなるほど繁殖能力は少なく、遅くなっていくのは自然の摂理。彼らの種族もフォースと通じ合う特殊な能力があるぶん、生き物としては繁殖が難しく個体数が少ないのかもしれませんね。
ザ・チャイルド
あらすじ
マンダロリアンが獲物(ザ・チャイルド)を確保して戻ると、船はジャワたちによって持ち去られていた。移動手段を失ったマンダロリアンはアグノートに協力してもらいジャワに交渉に行くが、船を返す交換条件として巨大な角を持つ猛獣の卵を取って来るよう要求される。死闘を繰り広げるマンダロリアン。その傍らでは、ザ・チャイルドが思わぬ力を発揮していた…。
チャイルドの持つ力については何もしらないマンダロリアン、スーツを治そうとしてくれてるのに「はいはい、いらんことせんと寝とき」って感じでベッドに寝かす(^^)/
もうチャイルドの可愛さを堪能するためだけに見てたくらい可愛いー!母性本能があふれすぎて鼻血でそうになる。カエルさんと鬼ごっこ、捕まえたらパクっと丸呑み…そういうの食べるんやね…。
そして、初めておチビちゃんが念力でマンダロリアンを助けます。彼(彼女?)が目をつぶって手をかざすと大きなモンスターが立ち止まる。すごいパワー。そして、その後はぐったり疲れて寝てしまう。ゲージ貯めないと使えない必殺技のような感じですね。
罪
あらすじ
ザ・チャイルドをクライアントの元へ届けたマンダロリアンは大量の報酬を受け取り、次の仕事を求めて旅立とうとしていた。しかし、ザ・チャイルドのことが気にかかり再びクライアントの元へ。ストームトルーパーたちを倒し、ザ・チャイルドの奪取を強行するも、そこで大勢の賞金稼ぎに囲まれてしまう。孤立無援の戦いとなり諦めかけたマンダロリアンだったが…。
ストームトルーパー登場!(すでに出てたら見逃してます、ごめんなさい)。やっぱ映画に出てきたキャラクターが登場すると高まる(^^)/
無事にチャイルドを届けて次のミッションに出発しようとおしたマンさん、でも「何か嫌な予感…」を感じたのか「あいつおらな寂しい」と思ったのか、引き返したらやっぱりベビーがピンチ。お金ももらったしわざわざ危険なことをしなくてもいいのに、見捨てておけない男、それがマンさん。
主人公たるやこういう男でなくっちゃね(^^)/ 混沌とした世界で、頼れるものは金と力のみ。そんな中で大切なものを守ろうとする姿はかっこいい!そんでマンダロリアンの仲間の援護(T_T)我らの道!!
楽園
あらすじ
追っ手から逃れ、ザ・チャイルドと共に降り立った僻地の惑星で、マンダロリアンは旧知の元軍人キャラ・デューンと遭遇する。一見、平和に見えるその惑星は侵略者たちからの攻撃を受けていた。争いを避けるため、早々に立ち去ろうとするマンダロリアンだったが、村人たちから思いもよらぬ依頼を受ける。
頼れる姉御キャラ・デューンが登場の回(^^)/そんで、ここを絶対に動くなよって言われてついてくるベビー、可愛すぎて死ぬ。ここのシーンめっちゃ巻き戻して見てしまった笑)すごい重要な存在なのに割と堂々と歩くベビー。だいじょうぶ?ってヒヤヒヤして見てたのは私だけじゃないはず。
ところで、マンダロリアンは彼の名前じゃなくて、彼のようなアーマーを付けた人たちのことをそう呼ぶ。彼らはある教義に忠実に生きていて、その一つが人前で決して素顔を見せないこと、らしい。彼は子供の頃に両親を亡くしてマンダロリアンの一族に救われそこで育った。だから、マンダロリアンの教義に感謝し忠実に生きていることが分かりました。
マンダロリアンについて、そしてチャイルドについて…まだまだ謎は深まる(^^)/
ガンファイター
あらすじ
宇宙空間での戦闘で船にダメージを負ったマンダロリアンは惑星タトゥイーンに着陸。そこでトロという賞金稼ぎの若者から仕事の助っ人を頼まれる。ターゲットは凄腕の殺し屋フェネック。 死闘の末にフェネックを捕えるが、トロはそのフェネックからザ・ チャイルドが高額な獲物であることを聞かされ、マンダロリアンの留守を見計らって船へと戻る…。
宇宙船整備士のおばちゃんペリが登場(^^)/ベビーに優しいいい人で、彼女の元で働くアンドロイド3匹もめっちゃ可愛い♡それにしても、マンさんが働いてる時にフラフラ出てきちゃうんだから、目が離せないですね(^_^;)
しかし50歳でこれって、生まれた時はあれかな、カメレオンの赤ちゃんくらい小さいのかな…(指先くらい)
ちなみに、このエピソードでバーテンダーのドロイドの声を担当してたのはルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルだったそうです。びっくり(^^)/
囚人
あらすじ
昔の仕事仲間ランの依頼を受け、商売敵に捕まったというランの仲間の救出に向かうマンダロリアン。ところが、ランが集めたチームと共に向かった先に姿を現したのは、新共和国軍の監獄船だった。軍の兵士による警備を強行突破し、マンダロリアンたちは監獄船に侵入。囚われていたランの仲間クインの救出に成功するが…。
いじわるで嫌なやつがいっぱい登場して胸クソ回でした(T_T)でも、マンさんの強さがこれまでで最も見れた回でもある!強い!
人がいいのかマンさんトラブルに巻き込まれがちですが、最後はしっかりランザー・マルクのアジトを帝国に知らせておく手際の良さ。X-ウイングがやってきて翼が広がると戦闘態勢です。ご愁傷さま🙏
けど、その割にメイフェルドたちは殺さず活かしておくツメの甘さというか優しさ?お情け?これもまたマンさんの良いところなのでしょうか。
罰
あらすじ
死んだと思っていたブローカーのグリーフ・カルガから連絡が入る。そこで、クライアントを抹殺する話を持ちかけられたマンダロリアンは、次々と差し向けられる追っ手からからザ・チャイルドを守るため、キャラ・デューン、アグノートを誘ってグリーフの計画に乗ることにする。
クイールが故障したドロイド、アサシンドロイドのIG-11。元は戦闘用ドロイドだけど今はお茶を汲んだり守ることを優先するドロイドになったとのこと。
そしてチャイルドは負傷したグリーフの傷を癒やす力を発揮。ベビーのことを珍獣とか言ってた彼は、これによって秘密の計画を反故にしてマンドーたちの味方をすることに。
そして、ベビちゃんを守るためにクイールおじいちゃんも一役買って出るものの…。
スターウォーズシリーズはいつも、こうやって大きな大義のために小さな優しい命が犠牲になってきた、いつもいつも…まるで戦争で亡くなる兵士たちと同じ。国の大義のために…ってやつ。秩序なき世界を少しでもまともにするために、少なからず犠牲が必要なのは理解できるものの…悲しいよねえ。
贖罪
あらすじ
モフ・ギデオンのトルーパー軍にクライアントを殺され、ザ・チャイルドも奪われたマンダロリアンたちは建物内に閉じ込められてしまう。逃げ場を失ったマンダロリアンはキャラ・デューンらとともに防戦するが、激しい撃ち合いの中で重傷を負い…。果たしてマンダロリアンたちとザ・チャイルドの運命は?
トルーパーに捕まったチャイルドを助けにきたIG-11。グッジョブ(T_T)しかも「嫌なものを見せてしまいすまなかった」って優しい…優しくしないで、別れがつらくなる…。
そして、悪者のボスみたいなやつがついに登場。モフ・ギデオンは戦犯処刑されたはずらしい、がなぜか生きている。彼はマンさんのことを本名「ディン・ジャリン」と呼んだ。どういう関係…?
そしてマンさんの過去が回想シーンで流れる。マンさんは孤児になってマンダロリアンの戦闘部隊で育ち、彼らの教義に遵守を誓ったそうです。そして、家族の情報はマンダロアのデータにしかないはず、しかし、モフ・ギデオンはかつて帝国保安局にいた…だから知ってる?よくわからんかったけど、そういうことらしい(納得したことにしておく)。
そしてピンチのマンさんたちの元にやってきたのは2丁拳銃でかつての戦闘ドロイドっぷりを発揮するIG-11!かっこいいー!コレで一気に形勢逆転。しかしマンさん頭に致命傷。どんな危機であっても素顔を見せられないのがマンダロリアンの教え…。キャラたちを先に行かせてここを守って死のうとする。そこにトルーパーが火炎放射器で攻めてきて大ピンチ、がベビちゃんの必殺技が炸裂。(そして寝る)
キャラとグリーフにベビちゃんを託し死を覚悟するマンさんですが、IG-11が「自分は生き物じゃないから素顔見ても平気やで」と伝えマンさんも「たしかに」って感じで割とすぐ脱ぐ。初めてマンさんの御尊顔を拝見たまわりました。ええ人そうwww
その後、マンダロリアンの仲間、アーマラーがベビちゃんについて情報を教えてくれました。マンダロア・ザ・グレートが大昔に戦った集団〈ジェダイ〉と呼ばれる魔術師達の存在…。ジェダイはすでに伝説化して昔話として語り継がれている模様。このへんは、スターウォーズ映画本編のエピソード7「フォースの覚醒」に繋がりますね(^^)/
それにしても、昔にジェダイとマンダロリアンは大戦争してたんですね。ふむ。そしてマンさん、改めて言われる「あなたがこの子の父親がわりなのよ」と。
そして…自分のみを呈して彼らを送り出すIG-11。そのようにプログラムされていたとはいえ切ないよ(T_T)クイールのお墓もつくってあげて、シーズン1は終わります。まだまだ2人の冒険は始まったばかりなのかな。
出演俳優
メインキャスト
サブキャスト、その他
- ニック・ノルティ(クイールの声)
- エイミー・セダリス(ペリ・モットー役)
- ジェイク・カナヴェイル(トロ・カリカン役)
- ビル・バー(メイフェルド役)
- ミン・ナ(フェネック・シャンド役)
- マーク・ブーン・ジュニア(ランザー・マルク役)
- ナタリア・テナ(シアン役)
- イスマエル・クルス・コルドバ(クイン役)
- クランシー・ブラウン(バーグ役)
予告トレーラー
「マンダロリアン」に関するグッズ
月額料金 990円(税込)
年額だと9,900円(税込)でオトク
PC・スマホ・タブレット等1つのアカウントで4台まで同時視聴可能。家族共有もOK!
評価・レビュー
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可愛すぎるグルーグーとクールなマンダロリアンとのかけあいにほっこり(^^)/